【理想の家が見つからない!】いなかの物件探しでぶつかった3つの壁

売り物件の画像

なんとなく将来の話をしているうちに田舎移住を考え始めたわたしたち、木と土calmさんのお話を伺って火がつきました!
まずは近場からということで福岡県内から探してみることに。

福岡の空き家探し

空き家探しは「福岡 空き家」でGoogle検索からスタート!笑

ネット上にはたま〜に「0円で家譲ります」とかびっくりするような情報が掲載されていたりしますが、さすがにそういう物件にチャレンジする勇気はなく…
基本的には不動産や宅建協会が運営するサイトか、市の空き家バンクサイトで探すことにしました。
まずは見学したい物件があるかどうか、以下の3つの手順で調べていくことに。

わたしたちの物件の調べ方

地域の町の雰囲気や移住支援制度などを含めてエリアの候補を絞る
不動産や宅建協会の空き家情報サイトで希望エリアの物件を調べ、価格相場や周辺環境を把握する。
希望エリアの市が運営する空き家バンク情報サイトで物件を調べる。
福岡全域の空き家情報掲載サイト
▶︎LIFULL HOME’S 空き家バンク
▶︎福岡県宅地建物取引業協会「空き家DE暮らす」

「思ってたのと違う…」早くも立ちはだかる壁

賃貸の家探しもワクワクしますが、戸建てのマイホーム探しはもっと夢が広がり楽しい!
しかし、そんなハイテンションも束の間… 実際に調べてみると、3つの壁が立ちはだかりました。

1. 予想以上に価格が高い

福岡の空き家はどれくらいの価格相場なのか、ドキドキしながら検索を進めていくと、目にとまるものはだいたい500万円〜という感じ。
もちろんどんな物件でもOKと割り切ればもっと安いものもありますが、自分たちの理想住まいの条件に当てはめていくとなかなか「これだ!」という家は見つけることができません。
リフォームすることも考えるとやはり物件金額はなるべく抑えたいところなので、悩ましいポイントでした。

2. 平屋物件が少ない

縁側付きの平屋暮らしに長年憧れてきたわたしたち。
築年数が古い木造の戸建ての場合、耐震性やリフォームに手間がかかることも気になって、平屋に住むことはわたしたちにとって優先順位の高い条件でした。
中古物件なら空き家も結構たくさんあるんじゃないかと思っていたのですが、実際は二階建てがわりと多く、平屋だとかなりコンパクトになりそう。
家庭菜園ができるような広い土地の物件も限られていました。

将来の家族構成やライフスタイルを考えると、もう少し広さにゆとりが欲しい… そしてやはり生活空間が全てフラットになった平屋暮らしの夢は捨てられませんでした。

3. 交通アクセスがよくない

もっとも気になったのが交通アクセス
わたしたちの場合は少し特殊かもしれませんが、仕事や帰省先の関係もあり、新幹線や飛行機など全国各地へのアクセスの良さを求めていたので、福岡の郊外だと厳しい条件になります。
新幹線が停まる駅や空港にアクセスするには、かなり長い道のりです。

家探しエリアは福岡から山口へ

う〜ん、リフォームすることを考えると物件価格はなるべく抑えたい。
平屋は土地面積が広くないと難しいし、ましてや家庭菜園ができるような家は福岡だとあんまりないのかなぁ。
田舎移住にアクセスのよさを求めることが無謀か…

2ヶ月ほど調べていても、わたしたちが住みたい場所の条件に合う物件にはなかなか出会うことができず、次第に福岡県内での田舎移住は候補から消えていくことになりました。

こうして、わたしたちの家探しは山口編に突入することに。
まだまだ先は長いです…!

※記載している内容は2020年当時のわたしたちの経験をもとにまとめています。

この記事を書いた人

Misaki

転職を機に、生まれ育った大阪の田舎から福岡の街へ移住。
福岡での街暮らしを5年ほど経て、山口に移住しました。
街にあるものがなく、街にないものがある、いなかぐらし。
その日々をなるべく誰かの役に立てるかたちで綴っていきたいと思います。