2020年の夏に福岡から移住することを考え始めて2021年9月現在、山口県への移住を決めて、いろいろと準備に追われています。
未だにわからないことがたくさん出てきますが、自分たちなりに調べたり、周囲の人たちにアドバイスをもらったりしながら、一つ一つ進めている最中です。
具体的な家探しに関することは妻のMisakiが書いてくれてるので、ぼくはこの1年間で、旅行などではなくてそこに住むという感覚で移住候補地を見てきて感じたことを書いてみようと思います。
家探しについての記事
ネットの情報だけを頼りにすると詰む
移住先を探し始めた当初はネットで移住に関するブログやメディアの記事などを読み漁っていました。
そうすると、やっぱり極端にいいイメージと悪いイメージの情報に振り回されていくんですよね…
例えば、
「いなかは固定費が安いし家も広くておしゃれな一軒家に住める」
「○○円で古民家をセルフリノベーションして素敵な移住ライフ」みたいなキラキラしたイメージだったり、
「ご近所付き合いが上手くいかなくてせっかく購入した家をすぐに手放してしまった」
「よそものは村八分にされて肩身が狭い」(…恐ろしすぎますよね、これ。)
などなど、ネットにはいろんな情報があふれています。
仕事柄インターネットで情報を調べることも多いので、実際に足を運んで探し始めるまでは、ネットの極端な情報たちを見ながらジェットコースターのように気分が上がったり下がったりしていました。笑
上記のように、素敵な移住生活を送っている人も、中には上手くいかなかった人もいるかと思います。
ただ、そういうことが自分に確実にあてはまるかというと、それはちょっとわかんないよなぁと。
そんなぼくらが、いろいろと物件を見たり町や地域を歩いてみたりして、感じた事があります。
それは、いろいろとまわっているうちに、「あ、ここに住むかも」みたいなフィーリングの場所に出会うということです。
すいません…なんかスピリチュアルみたいな感じになっていますが、決してあやしいものではありません。
実際に山口県内をいくつかまわって、
「移住ってなんだかんだハードルが高いし、リスクの方が多いんじゃ…」
「ご近所付き合いでストレスためるなんて嫌だなぁ…」
なんてことを、実は思っていました。
ぼくらは当初車も持っていなかったので、休みのたびに山口へ行って物件を見るのは、予想以上に体力的にも経済的にも大変でしたし…
そんな中、山口市南部の地域へ物件を見に行ったときに、まさに「あ、ここに住むかも」と感じる場所に出会いました。
そこは自治体で移住検討者へのサポートを活発にされている地域で、まずはその団体の方たちのお話を伺いにいきました。
みなさんとってもいい人で、地域の特徴やイベントの事なども丁寧に説明してくださったのを覚えています。
(お話を伺ったのは職員の方ではなく、その地域にお住まいの、ボランティアで移住サポートの活動をされている方たちでした!)
そのサポートの一環で、「お試し暮らし(移住体験)」という制度があることを知り、すぐに申し込んでみることに。
2020年の年末から2021年の年始をお試し暮らし制度を使い、山口で過ごすことにしました。
そんなこんなで、その地域を歩いてみたり、人に会ったり話したりして、ぼくらの「あ、ここに住むかも」という感覚は強くなっていきました。
ぼくらが利用したお試し暮らし(移住体験)
移住前に気候や支援策について調べることはもちろん大切ですが、実際にその土地に住んでみて地元の人たちと触れ合うことは、それ以上に得るものが多いのではないでしょうか。 ぜひ、ご自分の目で土地の雰囲気や生活環境を体験し、移住後の生活をイメージしてみてください。
引用「住んでみぃね!ぶちええ山口」
2021年9月現在の移住体験の費用や詳細を下記に記載します。
※時期や地域によって変動することもあるかもしれません。
という移住検討しているぼくらにはとーってもありがたい条件でした!
申請の流れは以下のように進めました。
word形式とpdf形式でダウンロードできます。
メールで申し込み可能でした。(原本は後で提出)
利用人数分の住民票謄本の提出が必要。
このタイミングで、スタッフの方と色々とお話させていただきました。
利用料金もここで支払います。
※ぼくらの時は現金でのお支払いでした。ご注意ください。
移住前に地域の人と会えた事が決め手だった
こうやって書いているとフィーリングで〜みたいなスピリチュアルみたいな感じでもなかったですね。笑
その地域の雰囲気を自分たちがどう感じるかっていうのはもちろん大事ですが、地域の人に会って話すことができたことが決め手になったんだなぁと、今改めて感じています。
これは、あくまでもぼくらの場合なので、誰にでも当てはまるかどうかはわかりませんが、なにかの参考になればいいな!と、思っています。
なんだかんだいって、やっぱり実際に人と会って話したりすることが、つながりを広げていくんだなぁという印象的な出来事でした。
ここら辺の経緯は、移住を考えている人にとって参考になる部分だと思うので、後日詳しく記事にまとめようと思います。