【田舎にはなにもないってほんと?】いなかで楽しめること10選

「田舎あるある」でランキングをつけるとしたら、おそらくトップ5には間違いなくはいるであろうこの話題。

「田舎ってなにもない…」

山口に移住してきて、地元の方にも先輩移住者の方にも「こんななにもない所によくきたね〜」って言われることがよくあります。

ですが、実際に山口に移住したぼくがどう感じているかというと、市街地に住んでいたころよりも格段に「毎日が充実している!」というのが本音です。

今日は、いなか暮らしや地方移住に興味がわいた人のために、
田舎で楽しめること10選!
をお送りしようと思います。

1.(なんちゃって)農的くらし

田舎での生活や、移住を考えている人の中には農業を始めたいという理由で移住を考えている人も多いんじゃないでしょうか?

ぼくたち夫婦は農業を営んでいる訳ではありませんが、家の前に家庭菜園を作って、プチ農的くらしをしています。
いきなり農業というとかなりハードルが高いですが、田舎に移住すると自宅で畑仕事ができます。

こちらに来る前は野菜は買う物だと思っていたし、土いじりをしたこともありませんでしたが、家の前には広いスペースがあるし、ご近所さんは農家さんが多いので、わからないことは親切に教えてくれる。
畑をする環境が整いすぎているので、やらない理由はないですよね。

うちではこの夏、トマト、ピーマン、パプリカ、オクラ、大葉、スイカ、レタス、とうもろこしetc…1年目だけど、いろいろな野菜を育てて収穫することができました。

いまは、新たにブロッコリーやじゃがいもを植えて、もう少ししたら玉ねぎにも挑戦しようと思っています。
自分たちで育てたものが食卓に並ぶってなんともいえない幸せを感じますよね。

自宅の家庭菜園で採れた野菜たち
我が家で採れた野菜たち

2.料理

スーパーではなく、道の駅にいけば地場の農家さんの作った野菜や、お肉、魚まで新鮮なものが豊富にそろっています。
ありがたいことに、ご近所さんからお裾分けをいただくこともあって、自宅での料理が格段に楽しくなりました。(と、妻が言っていました…笑)

移住するにあたって、自分たちが使いやすいようにキッチンを改修したので言うことありません。

3.DIY

都市部に比べると、田舎はホームセンターが充実している気がします。
ぼくたちが住んでいる地域は、コメリ、ナフコ、グッデイなどの大型ホームセンターが3.4件あります。

田舎は車社会なこともあって、なにかするときの材料調達がかなり簡単です。
うちでは簡単な棚を作ったりするのは木材を購入して、使いやすいサイズの物を自分たちで作ったりしています。

既製品ではないサイズ感のものを自分で作れるってサイコーです。

4.移動が全部ドライブ・サイクリング

移動がとても快適です。
渋滞がない、信号が少ない、道路が広い、駐車場が広い。

車社会なので、車がないと厳しい部分ではありますが、車さえあればどこに行くにもドライブ気分で楽しく移動ができます。

確かに歩いていける距離にお店は少ないけど、行動範囲がかなり広くなるので、移動もちょっとしたドライブになります。

福岡に住んでいるときはほとんどが自転車で動き廻ることが多かったのですが、こちらでは自転車移動はサイクリングになります。
たまに2人でドラッグストアに自転車でいくのですが、その道中もサイコーの景色を堪能しながら自転車をこいでいます。

近所を自転車で移動中
自転車の移動も気持ちいい!

5.レジャー・アウトドア

以前住んでいたのは、福岡市の中心部だったので、昨今ブームになっているキャンプやバーベキューをしようと思ったら、

  • レンタカー借りて
  • 早起きして渋滞を乗り越えて
  • 自然の中ではあるけど人でいっぱいのキャンプ場
  • 昼夜問わず鳴り響く音楽…
  • バーベキューも車移動なのでお酒飲めない人が出てくる
  • 帰宅後はヘトヘト

…という感じの一大イベント感がありました。

ですがこちらに来てからは「すぐそこ」。自宅の庭で完結。
おまけに近所には、予約不要で無料のキャンプ場があります。

キャンプもバーベキューも、家の庭でできちゃう。
ご近所さんにお呼ばれしてご近所さんちの庭でバーベキューを楽しむこともあります。

6.地域のイベント

これ、結構多いです。

規模の大きいもので言えば、以前行った「山口アーツアンドクラフツ」
「あいおえび狩り世界選手権大会」みたいな面白そうなイベントもやっているみたいです。
ぼくはエビが苦手なので行かなかったけど、かなり大盛り上がりだったそうです。

ほかにも移住者交流会や、地域のお祭り、廻ってくる回覧板にはなにかしら毎月いろんなところでイベントが行われています。
ぼくが住む地域だけでも行ききれないほど様々なイベントが催されていることにびっくりしています。

こういった地方でのイベントは、イベントに対する思いがしっかりと伝わるのがとてもいいなぁと感じています。

7.平屋の戸建てに住む

田舎に移住して、一番の楽しみはこちらの方も多いんじゃないでしょうか?
ぼくたちもその1人です。

いままではマンション暮らしで、特に住むところに関して「楽しい!」とか特別感じたことはありませんでした。
都市部にももちろん戸建ての家はあるわけで…

住む場所や形態によって変わるとは思いますが、ぼくたちの場合は田舎の平屋で一軒家の家に住むということは、一種のエンタメ的な楽しみがあります。

  • 花壇や家庭菜園が作れる
  • バーベキューできる
  • 庭にテントを張って庭キャンプができる
  • 花火も家でできる
  • 夜は満点の星空で天然プラネタリウム

おまけに田舎の一軒家は敷地が広いことが多いので、良くも悪くも使い道は無限大だと思います。
とはいえ、田舎でぼくたちのような移住希望者がちょうどいい空き家を探すのは難しくもありますが…

ぼくたち夫婦は自宅で仕事(夫:フリーランス 妻:会社員でリモートワーク)しているのですが、現在併設しているガレージを仕事場にするべく、絶賛改装中です。

8.住んでいる人との関わり

福岡に住んでいたころとは人との関わり方もすこし変わって楽しいです。
地域によっては、田舎での暮らしで悩みの種になることもあると思います。
でもそれは都会でもおんなじですよね。

ぼくが住んでいる山口市南部は、移住促進を活発にしている地域なので、昔から住んでいる人はもちろん、移住者の方にもお会いすることがあります。
ぼくたちが移住してきたときも先輩移住者の方が家に遊びに来てくれたり、移住関係でお世話になった地元の方たちもなにかと連絡をくれたり、イベントに誘ってくれたりします。

野菜収穫体験
農業体験もさせてもらいました

また、地方には個人事業主や自営業の方が多く、生き方も面白い人が多いので、いろいろと刺激になります。
作品を創る山口在住の作家さんもいて、「山口アーツアンドクラフツ」にも地元で活動されている作家さんがたくさん出店されていました。
実際にこの地域で活動されている人とお話する機会が多いのも、田舎の良さですよね。

9.生き物とのふれあい

都会に住んでいるころから大きく変わったことの一つに、これがあります。
デメリット(虫問題…笑)も、もちろんありますが…

外から聞こえてくる鳥の声が、季節によって変わっていきます。
都市部に住んでいる頃は、カラスか鳩しか見かけなかったけど、こちらに移住してきてからは、見たことない鳥も庭に遊びに来ます。

近所には牛やヤギがいたりと、犬や猫などペット以外の動物を見る機会がめちゃくちゃ増えました。

牛をこんなに間近で見たの初めてです
牛をこんなに間近で見たの初めてです

10.景色

こちらに来てから、当たり前すぎて書くのを忘れそうになりましたが、やっぱり雄大な自然が創る景色が田舎で感じることのできる最大の楽しみであり、贅沢です。

雄大な自然
雪景色
秋の彼岸花
真っ赤な紅葉

四季を通した景色は、やっぱり住んでみないと満喫することは難しいですね…

まとめ

とはいえ、まだいなか移住1年目。
まだまだこのいなか暮らしの面白い部分に気づけていないこともたくさんある気がします。
悪いところじゃなく、いいところをたくさん見つけていけたらいいな。
その様子はこれからも随時更新していければと、思っています。

これから地方移住、山口移住を考えている人の参考になればうれしいです!

この記事を書いた人

Takashi

山口県下関市出身。
フリーランスのデザイナーとして活動しています。
写真を撮るのが好きです。
2022年3月に山口市に移住してきました。
移住に関することや自分たちのライフスタイルなどを備忘録として残していきたいと思います。